コアドリルってどんなものなの?

工具を使用するときに目につくコアドリルというアイテム、これは一体どういう工具なのか?一本持っておくととっても便利なこの工具の特徴や選び方などについてご紹介いたします。

コアドリルって何?

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コアドリル、と聞くと聞き慣れない名称かもしれませんがもしかすると見たことがある工具かもしれないです。 これは電動ドリル、または固定式ドリルへと円柱状の刃をとりつけて、回転や振動しながら穴をあける工具となっています。 おもに壁に穴をあけて、そこから配線を通すなどの作業に使われており、DIYブームのいま大きな穴をあけるのにも役立つ、そんなグッズとなっています。 そしてこれは切削するタイプと振動で粉砕していくタイプがあり、この二種類から主に選ぶことになっています。

基本的には土木現場で使用されており、コンクリートやサイディングなどさまざまな材質に対して活用が可能、耐久性も汎用性の高さもあり、こうした現場だけで使用するのではなく、自宅のDIYで使うためにも持っておきたい、そんな便利な工具です。
家庭でできるDIYの幅はとっても広く、庭、室内、車などさまざまなカスタムを行っている人も多いです。 そんなときにコアドリルを持っておくと、よりできる幅が増えるので、本格的なDIYをしようと考えている場合は是非持っておきたいものとなっています。
なお電動ドリルでもこの作業は可能なように感じるかもしれませんが、細さの都合で小さな穴は空けることができても配線が通るような大きな穴をあけるのには向いていないです。
コアドリルの場合は150mmなどの電動ドリルよりも大きな穴があけることができるので、効率的に、そして綺麗に作業ができるというところでとてもメリットが多いです。
コアドリルは電動ドリルに取り付けて切削や粉砕、パーツとして販売されています。
電動ドリルを持っているなら、合うものを一つ購入しておくのもいいかもしれないです。

コアドリルを選ぶ時のポイントって?

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コアドリルを選ぶ時、そのサイズなどで選んでしまいがちですがもっと大事なポイントがあります。
それには乾式と湿式というものがあり、これを見落としてはいけないのです。
ではこの二つの違いとは一体どういうものとなっているのか?それについてご紹介いたします。

乾式かんしき湿式しっしきの違い

● 乾式かんしき

乾式は水で冷やさずにコアドリルのみを使用するもの、切削や打撃をしながら穴をあけるものとなっています。
乾式の場合であれば絶縁対策は必要なものの、水を使用しないというメリットがあります。 そのため場所を選ばずにスピーディな加工ができるのです。

● 湿式しっしき

湿式は水で刃先を冷やしながら切削や打撃を行い、それで穴をあけるものとなっています。
冷却ができるので長持ちし、そして高速加工が可能です。 しかし水を使う、つまり排水環境も必要なので使用できる場所に制限があるということになります。
また貫通後は裏側の養生をしたりなど、色々な手間もかかる、というのがポイントです。


乾式、湿式はどちらがおすすめなのか?というとそれは環境によります。
両方ともそれぞれメリットがあるので、その環境によって使い分けをするというのが最も適切となっています。
現場では勿論のこと、本格的なDIYを行う場合にも乾式、湿式両方を用意しておくとなにかと便利なことも多いです。





本体の動作形式

そして次に選ぶポイントが本体の動作形式です。
コアドリルは刃先だけではもちろん利用できないです。本体が必要なので、それに合わせてコアドリルを選ぶ必要があります。
電動ドリルにも種類があり、回転、振動、ハンマーの三種類があります。
回転式は回転するのみで、振動は回転と振動の力両方を用いて切削、破壊するものとなっています。
そしてハンマーは回転は起こらず、振動と打撃によって穴をあける仕組みなのです。
この動作によってコアドリルを選ぶ必要があり、誤ったものを使用してしまうと破損のリスクも高まりますので、きちんと本体の動作方式を確認してから購入するようにしなくてはならないです。





ドリルタイプ

そして最後に、ドリルタイプから選びます。
コアドリルを選ぶ時に見ておきたいポイントとして挙げられているのが刃先の形状、材質、使用方法です。これらを総合して考えて購入するコアドリルを選ぶ必要があります。
ではどんなタイプがあるのか?それぞれについてご紹介いたします。

● マルチタイプ

まずはマルチタイプ、回転ドリル専用となっているこれはサイディングボードやFRPをはじめ、あらゆる材質にの穴あけに適しています。

● ALC用コアドリル

次にALC用コアドリル、これは穴が空きにくい材質のもの専用の回転用コアドリルです。

● 複合材用

次に複合材用、これは二種類の建材で組み合わせたところに穴をあけることが可能です。
建材もさまざまで壁や天井が一つの材質だけで成り立っているとは限らないです。そうした場所に使用するのに適しているのがこの複合材用で、こちらも回転ドリル専用となっています。


以上が回転ドリル専用となっており、他にわけられるのが振動ドリル、乾式コアドリル、湿式コアドリルです。
もし穴をあける対象が大きい場合や、穴をあける箇所が多い、穴を空けるのが難しい場所であるなどがありましたらハンマーや振動用コアドリル、ALC用がおすすめとなっています。
そこまで難しい穴あけではない場合であれば、マルタイプや乾式コアドリルで十分対応が可能です。

あけたい穴のサイズやその材質、そして作業する環境によってコアドリルを選ぶ条件はかわってきます。 家庭で使用する場合であればまずはマルチタイプから、そしてもっと大がかりなDIYをするときに適したものを購入するといいかもしれないです。
可能であれば最初に購入するとき、マルチドリルともう一つ、ALC用など二種類以上のコアドリルを購入しておくことでいざとなったときに使い勝手がいいです。

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コアドリルを使うときの注意とは

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コアドリルを使う時はそのままラフに行うのではなく、きちんとした装備でする必要があります。
穴をあける、という単純作業ではありますが、その作業は粉塵が舞ったりします。
そのため作業する為にも防塵マスクやゴーグルを着用して呼吸器や目をしっかり保護しておかなくてはならないです。

またコアドリルは穴をあける程の馬力があります。 そしてその回転力はとても強いものです。 そのため、作業着などを巻き込んでしまうことのないよう、袖の閉じた作業服を着用するのが大事、また髪が長い場合はしっかり束ねて安全対策をしておくのが大事となっています。
単純な作業ではありますが、こうした防塵対策や安全性の確認、また大がかりな作業となる場合は集塵機の用意など環境を整えるのがとても大事です。
なんの用意もなく行ってしまうとその後の後片付けがとても大変なだけではなく、健康被害も起こってしまう可能性があるので、使用するときはしっかり整えてから行うこととなっています。

コアドリルのセットもあります

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エアコンを取り付けるとき、高気密住宅であれば不必要であることが殆どですが、一般の住宅では穴あけ作業が必要です。
そんなときに使用されているのがコアドリル、その壁の材質や、穴の大きさ、住宅に使われている建材はさまざまです。
それに適したコアドリル選びをするのが大事、そのために多くの種類が販売されていたり、セットでの購入が可能になっている商品もあります。
一般的に必要なセットがまとめられていますので、それを選ぶのもおすすめです。

サンコーテクノ LD-32-SDS オールコアドリル L150シリーズ 口径32mm(乾式ダイア) SDS-plus軸

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ユニカ ES-D38SDS 単機能コアドリル E&S(イーエス) 乾式ダイヤ SDS-plus軸 38mmφ

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ハウスBM MVB-220 マルチ兼用コアドリル用ボディ(刃のみ)

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